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車両一覧
灘急・津和鉄線を走る車両をこのページにまとめています。車両イラストはクリックして拡大することができます。随時更新中。

旧世代車両次世代車両その他津和鉄線
◆:退役済み ◇:一部退役済み ●:更新車両

旧世代車両

200系◆

ー掲載準備中ー

500系◆

ー掲載準備中ー

700系◆

灘急700系
 新空港駅への延長計画の重要項目のひとつとして700系の製造が行われ、新空港駅開業以降、空港アクセスの雄として活躍。
灘急のイメージカラー「青色」を車体色に使用したのは、この700系が初。高頻度の高速運転の代償として、同時期に製造された車両よりも早いペースで劣化が進み、全車両退役済み。1編成のみ海土路車両センターで保存。2021年度に灘急本線の急勾配区間以外は走行できる程度の整備が予定され、リバイバル走行が計画されている。

全編成 海土路車両センター所属

1 2 3 4 備考
AM01編成 〔Mc 701〕 〔T 702〕 〔T’ 703〕 〔M’c 704〕
AM01編成以外は廃車済み

800系◇

灘急800系
 2020年現在、営業運転を行う車両の中で最も古い。1980年代後半、広島新空港の移転開港から数年、既に営業運転に就いている700系の改良版として製造が始まった。この800系から運転台まわりのスペースを広くとるため車両正面の非常用扉が左端に設けられている。乗り心地・運転共に癖のある車両で、往年の灘急ファンには好評だが若い運転士からの評判はあまり良くない。また、旅客サービス向上・車体の劣化等の理由から、近年の運用は急勾配区間を避けた灘急本通以西区間で快速の運用に就いている。

全編成 海土路車両センター所属

1 2 3 4 備考
BM06編成 〔Mc 805〕 〔T 806〕 〔T’ 807〕 〔M’c 808〕
BM07編成 〔Mc 809〕 〔T 810〕 〔T’ 811〕 〔M’c 812〕
BM01〜BM05編成は廃車済み

次世代車両

1000系

灘急1000系
 軽量重工業が製造する次世代型車両群「WH-1000」シリーズをベースに灘急の仕様に合うように作られた車両。この1000系から、部品共通化と機器の2重化が進められている。新保安装置導入時に対応工事が全編成を対象に行われているため、路線・種別を問わず運用可能。また1000系以降の車両に取り入れられている前面の統一デザインは、この車両から始まった。テーマカラーに、緑豊かな沿線と国際平和都市「広島」をイメージした「青緑色」が選ばれている。2001年2月〜運用開始

全編成 海土路車両センター所属

1 2 3 4 備考
M01編成 〔Mc 1001〕 〔T 1002〕 〔T’ 1003〕 〔M’c 1004〕
M02編成 〔Mc 1005〕 〔T 1006〕 〔T’ 1007〕 〔M’c 1008〕
M03編成 〔Mc 1009〕 〔T 1010〕 〔T’ 1011〕 〔M’c 1012〕 ※架線観測装置搭載
M04編成 〔Mc 1013〕 〔T 1014〕 〔T’ 1015〕 〔M’c 1016〕
M05編成 〔Mc 1017〕 〔T 1018〕 〔T’ 1019〕 〔M’c 1020〕
M06編成 〔Mc 1021〕 〔T 1022〕 〔T’ 1023〕 〔M’c 1024〕
M07編成 〔Mc 1025〕 〔T 1026〕 〔T’ 1027〕 〔M’c 1028〕
M08編成 〔Mc 1029〕 〔T 1030〕 〔T’ 1031〕 〔M’c 1032〕
増備完了

1000系「鯉する電車」仕様

ー画像掲載準備中ー
 利用者の声がきっかけで特別仕様の車両が誕生。車内は外観ほど目立つデザインではないが、球場に向かう際に気分が盛り上がるよう随所に赤色を取り入れ赤色を強調した車両は灘急内ではとても珍しい。。沿線で野球の試合が行われる日は臨時列車の運用に就く。試合が無い日、他球場で試合が行われる日は灘急本線を中心に運用。2016年3月〜運用開始。

全編成 海土路車両センター所属

1 2 3 4 備考
M09編成 〔Mc 1033〕 〔T 1034〕 〔T’ 1035〕 〔M’c 1036〕
M10編成 〔Mc 1037〕 〔T 1038〕 〔T’ 1039〕 〔M’c 1040〕
増備完了

1000系2次車●

ー画像掲載準備中ー
次世代車両では初めて増結時に使用できる貫通扉を採用。増結して灘急線ホーム有効長の6両編成で運用することが可能となった。
基本仕様は1000系とほとんど変わらないが、駆動システムを0.5M仕様に改造。新しい軌道観測装置を搭載するなど、実験要素も持つ車両となっている。2006年4月〜運用開始

全編成 海土路車両センター所属

1 2 3 4 5 6 備考
MN01編成 〔Mc 1051〕 〔M’c 1052〕 〔Mc 1053〕 〔M’c 1054〕 〔Mc 1055〕 〔M’c 1056〕
MN02編成 〔Mc 1057〕 〔M’c 1058〕 〔Mc 1059〕 〔M’c 1060〕 〔Mc 1061〕 〔M’c 1062〕 軌道観測装置搭載
MN03編成 〔Mc 1063〕 〔M’c 1064〕 〔Mc 1065〕 〔M’c 1066〕 〔Mc 1067〕 〔M’c 1068〕
増備計画あり

1100系

灘急1100系
 1000系の前面部分にある非常用扉を併結時に使用できるよう貫通扉に変更し、柔軟な編成が組めるように改良されたのが1100系。扉以外にもTHR-180系で先行導入済のホーム検出装置、拡大側面窓や高輝度前照灯といった小さな改造が施されている。この形式から灘急にコーポレートカラーである「クラシックブルー」が随所に取り入れられている。2016年11月〜運用開始。

全編成 熊野車両基地所属
KA01編成 〔Mc 1101〕〔T 1102〕〔T’ 1103〕〔M’c 1104〕
KA02編成 〔Mc 1105〕〔T 1106〕〔T’ 1107〕〔M’c 1108〕
KA03編成 〔Mc 1109〕〔T 1110〕〔T’ 1111〕〔M’c 1112〕
KA04編成 〔Mc 1113〕〔T 1114〕〔T’ 1115〕〔M’c 1116〕
KA05編成 〔Mc 1117〕〔T 1118〕〔T’ 1119〕〔M’c 1120〕
KA06編成 〔Mc 1121〕〔T 1122〕〔T’ 1123〕〔M’c 1124〕
KA07編成 〔Mc 1125〕〔T 1126〕〔T’ 1127〕〔M’c 1128〕
KA08編成 〔Mc 1129〕〔T 1130〕〔T’ 1131〕〔M’c 1132〕

1100系2次車

灘急1100系2次車
 1100系からNQ-ATS関連機器を撤去した車両。NQ-ATC区間しか運行できないため、本線・矢呉線専用車両となっている。1100系(1次車)の側面カラーリングは社内と一部のファンから好評だったが、利用者アンケートの半数以上からは「灘急が暗くなった」という不評の声があったため、「クラシックブルー×シルバー」のシンプルな外観となった。機能面では、回生ブレーキの性能が向上し、地元各メーカーと共同開発した「揺れを感じにくいシート」を全車両に採用。また、車両診断システムを搭載したことで故障率の低下とメンテナンスの効率化を図った。2020年2月から導入が始まり、現在3編成が運用中

全編成 新糸崎車両基地所属
MX01編成 〔Mc 1151〕〔T 1152〕〔T’ 1153〕〔M’c 1154〕
MX02編成 〔Mc 1155〕〔T 1156〕〔T’ 1157〕〔M’c 1158〕
MX02編成 〔Mc 1159〕〔T 1160〕〔T’ 1161〕〔M’c 1162〕

1450系

ー画像掲載準備中ー
 「鯉する電車」同様、サッカー観戦に向かうサポーターを意識した車両。スタジアムがある西部丘陵線のほか、直通運転を行なっている広島港線などで乗車できる。車内のいたるところに選手やチームの豆知識が書かれており、観戦前はもちろん観戦後の移動時にも楽しめる車両となっている。現在、営業運転に就いているのは2編成のみ。2018年5月〜運用開始。

1600系

灘急1600系
 広島空港・灘急本線沿線と津和野地域を結ぶ特急「あさなぎ」・「ゆうなぎ」に使われる。似たような車両が多い灘急の車両だが、1600系は異なる存在感を放つ車体デザインが好評。西中国山地を快走する津和野街道鉄道は最大4両編成という制限があるため、4両で1編成となっている。1600系は灘急初の車体傾斜装置を搭載し、急曲線の多い津和野街道鉄道線でスピードアップと乗り心地の両立を図った。1号車と4号車(両端の車両)は側面窓が縦方向に大きく、地上区間を走る際は、他の車両よりも景色を楽しむことができる。2018年3月〜運用開始。

その他

執筆中

津和鉄線

8系◆

ー画像掲載準備中ー
 1950年代に製造され、当時の津和鉄線の主力車両のひとつ。良いとはいえない保線状態でも乗りごごちに定評がありゼロハチの名で親しまれた。

10系◆

ー画像掲載準備中ー

14系◆

ー画像掲載準備中ー
 灘急線と直通運転を行うための高速化事業が完了するまで津和鉄線で活躍していた「旧世代」車両のひとつ。現存する3編成のうち1編成は足回りを中心とした更新改造が計画されたが、これが完了しても乗りごごちは期待できない事が分かったため中止。残り2編成は旧仕様のままなので解体か鉄道保存館行きとなる。

THR-80系

ー画像掲載準備中ー
 T100番台以前の旧型車両群で最も新しい車両。といっても昭和末期に製造を終えている。車体のラインは緑豊かな西中国山地の山々と、そこを流れる清流をイメージ。しかし、利用者からは「いまいち分からない」という声が多い。

THR-100系

ー画像掲載準備中ー
津和野街道鉄道線(津和野〜北山)で活躍する車両。2両1編成を基本としているが、多客時は増結を行い4両1編成で運用に就く。

THR-100系「津和野いにしへの路」仕様

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津和野街道鉄道初の観光列車として製造された車両。すでに活躍しているTHR-100系をベースに、外装・内装ともに通常車両に比べて大幅にグレードアップした。導入開始直後は観光列車として運用されておらず、他の車両と同様に普通列車として活躍していたが、2020年3月ダイヤ改正以降は臨時快速または特急車両入庫時の代走などに当てられている。2019年3月〜運用開始。

THR-180系

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THR-100系を1両化した車両がT180系と言えるくらい似た点が多い。この車両はワンマン運転を前提に開発を進め、ホーム検出装置や遠隔自動旅客案内装置等を搭載している。津和鉄線では、通勤・通学需要のある区間を限った運用にあたるほか、T100系が定期点検中は2両編成となり、津和鉄線全区間を走行する姿を目にすることもある。